やないふみえ 大人のためのピアノ・エレクトーン教室

 ~ クラシックからポピュラーまで 〜

楽器について

■ ピアノ

ピアノも、いつ頃からか、
ふつうのピアノをアコースティックピアノとか生ピアノとよんで、
電子ピアノと区別するようになりました。
通産省繊維雑貨統計調査室による販売台数統計の中に、

生ピアノと電子ピアノの販売台数の比較というのがあって、
それをYahoo!知恵袋に載せている人がいて、
1990年以降、
電子ピアノの販売台数が、生ピアノを抜いたので、
この前後から、こんな呼び方をするようになったのだと、
思います。


電子ピアノが急速に普及したかげには、
日本の住宅事情があります。
あまり大きな音が出せないので、
音量を小さくしぼれる電子楽器は、重宝します。

デメリットは、鍵盤が軽いので、
ピアノを弾くための指ができてこないということ。
電子ピアノでしか練習したことがない生徒が、
レッスンで、グランドピアノを弾いて、
「鍵盤がすごく重い!」と言ってました。


電子ピアノにも、2種類あって、
いろんな機能が付いていて、遊びの要素が強いものと、
ピアノの練習用に、シンプルな機能だけのものがあります。
後者の電子ピアノというと、
カシオのデジタルピアノCELVIANO Grand Hybrid
の説明会に行ったことがあります。
タッチ感も、ふつうのピアノと、そう違和感がないということで、
電子ピアノも日進月歩で、いいものが出てきてるみたいです。

 

■ エレクトーン

ピアノは大学入学後にグランドピアノに買い替えただけですが、
エレクトーンの買い替えには悩まされました。
所有エレクトーンも、
大学時代に親に買ってもらったC-5R(47万円)を、
仕事をはじめてから、中古のD-30に買い替えて、
1978年には、フルベースのE-70(180万円)に買い替えてます。
(そのE-70も、2014年の夏に、解体して粗大ごみで出してしまいましたが、)
その後、1988年にアイボリーのHS-8(83万円)を購入。
エレクトーンは買い替えで、ものすごくお金がかかります。
私は、HS-8を購入したのを最後に、
エレクトーンは買い替えしないと決心しましたが、

1970年代に一大ブームを巻き起こしたエレクトーンですが、
販売台数の移り変わりを見ていくと、

  1972年、C-5R 発売時、  202,300台
  1975年、D-30 発売時、  260,772台
  1977年、E-70 発売時、  302,217台
  1980年のピーク時に、   379,242台
  1983年、FS-30発売時、  273,751台
  1987年、HS-8 発売時、  206,234台
  1991年、EL-90発売時、  128,099台
  1998年、EL-900発売時、  42,056台
  1998年、EL-900m発売時 32,653台
  2004年、ELS-01C発売時、34,247台
(1972年のC-5R以外は、当時の上級機種が発売された時点での、
エレクトーン全体の発売台数を抜粋してみました)

と、どんどん販売台数が落ちています。
エレクトーンには、初級・入門、中級、上級モデルがあって、
初級・入門や中級モデルを買ってしまうと、
あとで上級モデルに買い替えるというのが、
エレクトーン全盛期の図式でした。

この「買い替え」ということも、
エレクトーンブームに翳りがみえてきた一因と、推測してます。
色分けしている機種は、私が買ったモデルです。
最初に購入したC-5Rだけは、中級モデルでした。
あまり買い替えしなかった私でも、
これだけ買い替えしてしまった、ということです。


私自身は、HS-8以降、エレクトーンの買い替えはやめてしまいましたが、
2009年にmixi*で、EL-900m(発売時価格134万円もした!)を
売りに出している人がいて、格安だったので、購入してしまいました。

同じ県内の人からだったので、送料も1万円ちょっとしかかからなかったし、
これは、お買い得だったと、いまでも思っています。
  *EL-900m購入当時は、ブログをはじめてなかったので、
  mixi内に、エレクトーン EL-900mの部屋という
  コミュニティを作って、そこで情報交換をしていました。

 

■ ピアノとエレクトーンの違い

ピアノは、歴史のある楽器なので、いまさら書くこともないけれど、
ピアノで練習することで、指がしっかりできてきます。
電子キーボードで練習していると、
そういう指の力は養われないので、
ピアノを弾いた時に「鍵盤が重い」と感じるみたいです。
私も、1時間ほどピアノをさらっていると、指が疲れてると感じる時があって、
そういう時は、練習を中断したり、休憩しています。
ピアノは無理してさらい続けていると指を痛めるので、
作曲家ではロベルト・シューマンが練習し過ぎて、指を痛めてます。

エレクトーンは3段鍵盤なので、
特に、足で弾く足(ベース)鍵盤が難しいです。
ピアノとの一番の違いは、足鍵盤があるということでしょう。
足鍵盤は、左足だけで演奏してもいいけど、
右足も使えると、両足ベースでかっこいいです。
それから、ヒール&トウ(つま先とかかと)奏法というのもあります。
ベース奏法は、毎日さらわないと、上達しません。
私も、エレクトーンをはじめた時、足鍵盤で苦労しました。

どちらの楽器を選べばいいか?
私が始めた頃のエレクトーンは、
ハモンドみたいな電子オルガンでしたが、

1987年以降のエレクトーンは、
シンセサイザーに近い機能を装備しています。

機能がわからないと、音も作れないので、
フロッピーディスク(FD)が安くなってからは、
ヤマハから出版される曲集には、
レジスト(音色)やリズムデータの入ったFDが付属するようになりました。
FDに入ったデータで演奏するとすごく楽しいです。
自分で音色やリズムを作ってもいいし、いろんなことが楽しめるのは、
エレクトーンの方だと思います。
それでも、昔のような爆発的ブームがこないのは、
「買い替え」していくことが、負担になるからです。


どちらを選ぶかは、本人が弾きたいものを選ぶのが、
一番ではないでしょうか。

 

 

 

 

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